プレスリリース

【AI利用率で後れを取る地方から逆転】非エンジニアが2時間でWebアプリを開発・即日公開

リリース発行企業:株式会社農情人

情報提供:




農業×新技術を推進する株式会社農情人(本社:千葉県船橋市、代表取締役:甲斐雄一郎)は、株式会社生涯現役計画との共催で2026年2月5日(木)、茨城県水戸市にて「地方創生×AIワークショップ」を開催いたしました。
コードを一切書かずにAIとの対話だけでアプリを開発する「Vibe Coding(バイブコーディング)」手法を活用し、独自の「穴埋め式テンプレート」を組み合わせました。結果、30代から60代のプログラミング未経験者を含む参加者全員が、わずか2時間でオリジナルWebアプリを完成させ、即日公開(共有リンク発行)しました。
どの地域でも再現できるこのプログラムを起点に、自治体・地域団体・教育機関との連携パートナー公募を開始し、地方から始まるAI活用の新モデルを全国へ展開してまいります。

開催背景:日本が直面する「AIリテラシーギャップ」

生成AIの活用は世界的に加速しています。総務省の調査によると、日本の生成AI個人利用率は26.7%にとどまり、中国(81.2%)や米国(68.8%)に大きく後れを取っています(※1)。さらに千葉大学予防医学センターが2025年1月に実施した全国1万3,000人規模の生成AI利用実態調査では、都市部居住者の生成AI利用率は地方と比較して約1.3倍高く、非利用者の18.5%が「使い方がわからない」を理由に挙げています(※2)。この数字は、地方における課題の本質が「AIへの関心がない」ことではなく、「最初の一歩を踏み出す機会がない」ことを示しています。

今回のワークショップは、この「AIリテラシーギャップ」を解消し、地方在住の非エンジニアがAIを"知っている"から"使いこなす"へ転換するための体験機会として企画されました。
従来のプログラミング教室とは異なり、難しいコードの学習は一切不要。AIに日本語で話しかけるだけでアプリが完成する「Vibe Coding」の手法を用いることで、年齢や職業を問わず誰でも参加できる設計です。むしろ、既存のITインフラや古いシステムに縛られない地方だからこそ、AIを起点にゼロから最適な仕組みを構築でき、「後発の優位性」を活かせる可能性があります。
(※1)総務省「令和7年版 情報通信白書」(2025年7月公開)
(※2)千葉大学 全国インターネット利用者調査(2025年1月実施、n=13,367)

「Vibe Coding」とは

Vibe Coding(バイブコーディング)とは、AIに自然言語で指示を出すだけでソフトウェアを開発する新しい手法です。「ToDoリストを作って」「背景色を青にして」といった日本語の会話で、従来の専門的なコード記述を置き換えます。
この手法が地方での展開に特に適している理由は3つあります。
- 専用の開発環境が不要であること。ブラウザとインターネット接続さえあれば、どの地域でも同じ環境で始められます。
- すべての操作が日本語で完結すること。英語のプログラミング言語を学ぶ必要がなく、日常の言葉がそのまま開発言語になります。
- 株式会社農情人が独自に開発した「穴埋め式テンプレート」により、講師のスキルや参加者の経験値に依存しない標準化されたカリキュラムが実現していること。完成したアプリは「共有」ボタン一つでインターネットに即日公開でき、どの地域でも同等の成果を再現できるプログラム設計となっています。

参加者が開発したアプリ事例(3作品)

事例(1) 小学2年生の算数クイズ(かけ算九九)



- 制作者:Saka Daiki氏
- ジャンル:教育クイズアプリ
- かけ算九九の問題を3択形式で出題。正解すると「大正解!」の文字と花吹雪のアニメーションが表示される。青と白を基調としたポップでかわいい雰囲気のUIデザイン。
- ポイント: お子さんの学習用に作られた実用的なアプリ。「子どもが実際に使って勉強できるものを作りたい」という明確な目的から生まれ、プログラミング未経験にもかかわらず、演出やUI設計まで実現しました。

事例(2) 「AIてますか?」(空き枠予約メーカー)



- 制作者:bousbe氏
- ジャンル:施設予約・レンタルスペース予約アプリ
- 複数の施設カードから利用したい場所を選び、ステップ形式で予約へ進む「空き枠予約メーカー」。やさしい淡色トーン+丸みのあるUI。ステップ表示で迷わない導線設計。
- ポイント: 「予約システム=事務的」になりがちな領域に、言葉と体験設計で"温度"を付けた作品。施設ごとの空気感を短文で表現し、選択→予約の心理的ハードルを下げるサービス設計は、地域のサービス業の現場に直結する発想です。

事例(3) 落語会受付ツール(Rakugo Event Planner)



- 制作者:しぎちゃん氏
- ジャンル:イベント受付・名簿管理ツール
- 落語会などの小規模イベント向けに、公演情報を入力して公開ページを作り、参加者の受付と名簿管理を行うツール。AIによる紹介文生成機能も搭載。業務ツールらしいシンプルなUIで、タブ構造で機能が整理された実務的な設計。
- ポイント: イベント運営の"最小コア"である「公演設定 → 公開 → 参加者名簿」を短時間で形にした作品。紹介文生成をAIで組み込むことで、「告知文が書けない・時間がない」という主催者の課題を直接解消しています。

参加者の声:「知っている」から「使える」へ




参加者アンケートでは、AIに対する意識と行動の変化を示す声が多数寄せられました。
- 行動の壁を超えた声

「やっと、使えるようになりました。今までは知識だけで、最初の入り方が分からなかった。」
「実際に体験して、こんなに簡単なのかと驚きました。」
「どこから入って、どのように作ったらよいのかが分からなかったのですが、教えていただいたので、これから色々と作ってみたくなりました。」
- 新たな可能性に気づいた声

「日本語でアプリ開発ができることがわかった。しかし、どのように使いたいかも含めて自身で創造できないと良いものはできないと感じた。」
「アプリが作れたこと自体が役立った。アイデアが浮かんだときに気軽に試せると思いました。」
「Vibe Coding用のテンプレが非常に使いやすく参考になりました。」
- 地方在住だからこそ感じた声

「地方ではこうした体験の場自体が少ない。東京に行かなくても最先端のことに触れられると実感できた。」
「近くにエンジニアがいなくても、自分で作れる手段があると分かったのが大きい。」

今後の展望:地方発のAIでの課題解決を全国展開へ

今回のワークショップで得られた最大の成果は、「非エンジニアがAIを使ってアプリを作り、公開するまでの一連の体験」を、再現可能なプログラムとして確立できたことです。
この成果をもとに、地域課題の解決とAI人材育成を同時に実現する共創プログラムの展開を計画しています。
プログラムの全体設計
- 体験型AIワークショップ:AIの「最初の一歩」を全員が踏み出す
- 地域課題テーマの選定:参加者・自治体・事業者と共に、地域固有の課題を特定
- 地域ハッカソン:Vibe Codingを主軸とした課題解決プロトタイプの短期開発
- 実装伴走 :開発した成果物を実際の現場で運用するまでを支援

地方の小規模コミュニティだからこそ、参加者同士の顔が見える関係の中で連携が密になり、開発から実装までを一気通貫で伴走しやすいという強みがあります。都市部の大規模イベントでは得にくい「全員が完走する体験」を、地方発の標準モデルとして確立します。
本プログラムは、自治体・地域団体・教育機関との連携を前提に設計しており、連携パートナーの公募を開始いたします。単発のイベントではなく、地域に根ざした継続的なAI活用支援プログラムへの発展を目指してまいります。

ワークショップの開催・取材に関するお問い合わせ

本ワークショップの開催、企業・自治体向けカスタマイズ、取材のご依頼は下記までお気軽にお問い合わせください。


株式会社農情人代表 : 甲斐 雄一郎
提供サービス(一部):
・農業マーケティング支援
・農業×新技術の企画開発
・AIワークショップの企画運営
・書籍出版
URL : https://noujoujin.com/
mail : info@noujoujin.com

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース