AI技術で混雑を可視化し、「人と空間を、テクノロジーで優しくつなぐ。」をミッションに、施設・エリアを支えるプラットフォームを活用したサービスを提供する株式会社バカン(本社:東京都中央区、代表取締役:河野剛進、以下「バカン」)は、2026年3月15日(日)に茨城県神栖市にて実施される「令和7年度神栖市総合防災訓練」において、市内38カ所の指定避難所で避難所入所受付のデジタル化の実証実験を実施することをお知らせいたします。
■背景
近年の自然災害増加に伴い、避難時の混雑を解消し、スムーズで安全な避難を実現するための災害対策の重要性が高まっています。バカンはこれまでも、避難所入所受付のデジタル化の実証実験や、リアルタイム混雑情報、避難所マップの提供等を行い、迅速かつ安全な避難を包括的にサポートしてきました。実際に、約200以上の自治体で、避難所の混雑可視化に用いられています。
今回の実証実験では、人口約9万人を有する茨城県神栖市の総合防災訓練において、市内38カ所の指定避難所で同時にバカンの避難者マネジメントシステムを活用した入所受付のデジタル化を実施します。市民の方にはスマートフォンで二次元コードを読み取りWebフォームから入所手続きを行っていただき、災害対策本部となる神栖市役所では各避難所の避難者数の推移等をリアルタイムで把握することで、災害時における迅速な状況把握と意思決定の支援に寄与することを目指します。
■実証実験の概要
実施日:2026年3月15日(日)
実施場所:神栖市内の指定避難所38カ所(福祉避難所を除く)
対象者:神栖市民
検証内容:
・市民による避難所入所受付のデジタル化の体験
従来の紙の避難者名簿への記入に加え、スマートフォンで二次元コードを読み取りWebフォームから情報を入力する方式を体験
・災害対策本部におけるリアルタイム状況把握の検証
各避難所からの入所受付データを災害対策本部でリアルタイムに集約し、避難者数の推移等を確認
体験いただく2種類の入所方法

1.二次元コード読取でWebフォームに入力:避難者が避難所入所時にカメラで二次元コードを読み取り、WEBフォームから情報入力を行う※
2.紙の避難者名簿(従来):避難者が避難者名簿に記入
※避難者マネジメントシステムにより、自動で避難所ごとの名簿が作成される
■避難者マネジメントシステムについて
避難者マネジメントシステムは、自治体職員などの災害対応・避難所運営の工数を大幅に削減するシステムです。
住民の避難所入所受付のデジタル化、マイナンバーカード認証によるチェックイン機能、物資管理、避難者名簿の自動生成、避難者データ連携、複数避難所のリアルタイム混雑状況可視化などを提供し、限られた人数での有事対応をDXでサポートします。
避難所の入所者数と混雑状況は、リアルタイムで管理画面とマップに反映されるため、自治体職員や災害対策本部は追加作業なく状況を把握できます。住民も適切な避難先を選択でき、スムーズな避難を支援します。
さらに、同システムでは、共通のアプリや管理プラットフォームを通じて、日常利用できる公共施設予約や地域コミュニティ機能も提供しています。
■今後の展望
バカンはこれまで、全国約300の自治体に対して、駅や観光施設、公共施設などにおける混雑状況の可視化・予測・抑制サービスを提供してきました。これにより、地域住民や観光客にとって安心・快適な移動や利用体験を支援し、社会全体の「空間の使いやすさ」の向上に寄与してきました。
今後は、防災領域における取り組みを一層推進し、「平時にも有事にも使えるフェーズフリーなプラットフォーム」として、避難所をはじめとした公共施設のDXに貢献していきます。
また、地域交流推進アプリ「tami tami」や「VACAN Maps」など既存のサービスとの連携を通じて、自治体全体の防災・空間運用のDXを総合的に支援してまいります。
■株式会社バカンについて
会社名:株式会社バカン
代表者:河野剛進
所在地:東京都中央区新川2丁目8-4 ナカリンオートビル3F
設立:2016年6月
URL:https://corp.vacan.com/
バカンは、経済産業省「J-Startup 2019」選定企業です。「人と空間を、テクノロジーで優しくつなぐ。」をミッションとして、AIで混雑の可視化に加え、まちと暮らしをアップデートするプラットフォームを構築しています。
空間の体験をスマートにアップデートする「混雑・人流マネジメント」や「施設・エリアマネジメント」サービスの提供、トイレ個室内メディア「アンベール」の運営などを行っています。