ひたちなか海浜鉄道で10月16日、同線の延伸の決定を記念した「ほしいもラッピング列車」の運行が始まった。
ひたちなか海浜鉄道は、勝田駅と阿字ヶ浦駅を結ぶ路線。沿線のひたちなか市は干し芋の生産量日本一を誇る。同社では、沿線エリアを「ほしいも列車王国」と命名し、地域の観光資源を生かして、干し芋の聖地として国内外に発信していくという。
今回、列車のデザインを手掛けたのは茨城県内出身のデザイナーHIKARIさん。ほかにも車内のつり革一つ一つに干し芋(レプリカ)が付いているなど、車両にはさまざまな工夫を施す。
今後はラッピング列車を活用しながら、干し芋マルシェや、将来の延伸終着駅となる「国営ひたち海浜公園」まで約3キロのウオークイベントを予定する。