水戸出身・深作欣二監督の遺品を公開-水戸市立中央図書館で

書斎を再現したような「深作欣二記念コレクション」の一部

書斎を再現したような「深作欣二記念コレクション」の一部

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 水戸出身の映画監督・深作欣二さんの遺品を紹介する企画展「深作欣二記念コレクション」が現在、水戸市立中央図書館(水戸市大町3、TEL 029-226-3951)で開催されている。

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 深作さんは水戸一高、日本大学芸術学部を経て東映に入社。日本映画史に残る「仁義なき戦い」シリーズや「蒲田行進曲」などの作品で知られる。2003年に72歳で亡くなったが、生前に愛用した品や蔵書などが今年7月、出身の水戸市に寄贈された。

 展示するのは「キネマ旬報」「映画芸術」などの雑誌や図書類約4,000点、LD・ビデオ・CD類約300点のほか日本アカデミー賞最優秀監督賞のトロフィー類や愛用の時計やサングラス、書棚など。普段は一般公開しないが、12月1日の映画の日に合わせて深作さんの功績をたたえて特別公開した。

 同時に市立見和図書館(見和2、TEL 029-350-2051)ギャラリーでも「深作欣二さんを偲ぶパネル展」を開催中。同館は深作さん愛用のいすや書棚などを展示する常設コーナーを設ける。

 中央図書館は12月2日まで(月曜休館)、10時~17時。見和図書館は12月23日まで、月曜~金曜=9時30分~19時、土曜・日曜=9時30分~17時15分。いずれも入場無料。

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