常磐大学(水戸市見和 Tel029-232-2652)の学生と株式会社セブン-イレブン・ジャパンが共同で開発した、新商品「おあがりなんしょ!茨城の恵み弁当」の販売が4月10日より、始まった。
茨城県とセブン-イレブン・ジャパンが地域活性化包括連携協定を結び、地元の食育と地産地消の普及啓発を推進する事業の一環としてオリジナル弁当を開発。同大人間科学部の荒田准教授と管理栄養士を目指す学生10人がセブン-イレブンの弁当開発チームに加わり、企画段階から携わった。
茨城の食材を使用することを原則に、県の食育ガイドラインである「600キロカロリー以下」「120グラム以上の野菜を使用する」という基準をクリア、栄養価の高さやおいしさだけでなく、見た目や色どりにもこだわったオリジナル弁当が完成した。茨城名産のレンコンや玉コンニャク、奥久慈大子産ゆばや久慈浜シラス、水菜などが美しく盛りつけられているのも特徴。
プロジェクトに参加した学生たちは「『おあがりなんしょ』とは茨城の方言で『お召し上がりください』という意味。祖母がよく使っていた優しい言葉に、わたしたちの気持ちを込めた。このお弁当を食べて、食を見直すきっかけにしてほしい」と、このプロジェクトに対する思いを語る。
価格は580円。水戸市内と茨城町のセブン-イレブンで販売する。