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水戸で明治維新150年記念コンサート 平成最後の年に聴く日本最古のピアノの調べ 

茨城県立歴史館所蔵のスタインウェイグランドピアノ

茨城県立歴史館所蔵のスタインウェイグランドピアノ

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 明治維新150年を記念した茨城県立歴史館の企画コンサートが11月18日、同館敷地内にある旧水海道小学校本館で開かれる。

1865年製造のスタインウェイグランドピアノ

 明治維新150年を記念し、同館が所蔵する1865年製造のスタインウェイグランドピアノと現代モデルのスタインウェイグランドピアノの音色の違いを弾き比べによって堪能してもらおうと、同館が企画。「日本最古のスタインウェイピアノコンサート」「ピアノだいかいぼう!&コンサート」に参加した経験もあり、市内で創業82周年を迎える平山ピアノ社の音楽教室で講師を務めるピアニスト・酒井佳奈子さんが2台のピアノを奏でる。

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 同館所蔵のピアノは、1865年に、アメリカ・ニューヨークのスタインウェイ&サンズ社で製造。1932(昭和7)年に現在の常総市立水海道小学校が同校講堂の完成を記念して購入し、1975(昭和50)年に同館に寄贈された。

 当日は、同館が所蔵する1865年製のピアノのほか、スタインウェイ・ジャパン社から貸借した塗装を施していない「システムピアノ」を使い演奏する。曲目は「ラインの歌より 暁」「トルコ行進曲」「エリーゼのために」「トロイメライ」「5のイマージュによる小組曲より ロマンス、ミシン、水上のセレナード」「アラベスク」の全6曲。

 演奏に合わせ、プロジェクションマッピングやコンピュータグラフィックの上映も行う。「普段は見ることのできないピアノの構造や、どのような木材を使っているのかを知ることができる。幅広い年代の方に楽しんでいただけるコンサートとなっている」と同館の江幡覚さん。

 同時開催として、11月3日から23日まで、ポスター展「時代をかざった歴史館の展示」も行う。同館の川崎友美さんは「150年以上前のいにしえのグランドピアノと現代のグランドピアノ。2つの音色を、時代に思いをはせながらお聴きください」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は、13時30分~14時10分、14時30分~15時10分の2部制。入場無料。完全予約制。応募者多数の場合は抽選となる。申し込みは往復はがきとホームページで受け付ける。問い合わせは同館(TEL 029-225-4425)まで。10月30日締め切り。