小・中学生を対象にした「キッズプログラミング教室」が12月26日~28日、コワーキングスペース水戸ワグテイル(水戸市南町3)で行われた。
主催は水戸市商業・駐車場公社。2020年からのプログラミング教育が導入されることや同会場が起業家輩出を目的とした施設であることから、プログラミングを通じてAI化やIoT、ブロックチェーンといった時代の流れを子どもたちに感じてほしいと初開催した。
「冬休み特別企画!目指せ!プログラマー!キッズプログラミング教室」として、パソコン操作やプログラムの仕組み、プログラムした車型ロボットを使用し道路上を自動運転させることで自動運転の基礎を学ぶ内容を用意。
当初、1日のみの開催予定だったが、申し込みや問い合わせが多かったことから日程を拡大。3日間で、市内外の小学1年生から中学2年生までの約40人が参加した。水戸市から参加した小学4年生の鈴村康貴さんは「家でお兄ちゃんがやっているのを見ていて少しやったことはあったけれど、プログラムが上手にできて良かった。楽しかったのでもっとやってみたい」とはにかんだ。
講師を担当した「アプリシエイト」の鈴木史朗さんは「この業界で40年やってきたが、最初は先がどうなるんだろうと思っていた。今ではまだまだやることはたくさんあると思っている。これからの世代の子どもたちや親御さんに、プログラミングを分かりやすく簡単に伝えることでいろいろな気付きや考え方を持ってもらえたら」と話す。
同施設では、今後は学生・社会人を対象としたプログラム講座を2月~3月に開く予定。