吉久保酒造(水戸市本町3)が3月1日~8日、製造販売するサバ専用日本酒「SABA de SHU(サバデシュ)」の全出荷分を「金サバラベル」にする。
吉久保酒造は1790(寛政2)年創業の同社。12代目社長の吉久保博之さんがサバ好きであることと、茨城県がサバの水揚げ量日本一であることから、多くの人によりおいしくサバを食べてもらおうと地元漁師と試行の末、同商品を開発。昨年3月8日(サバの日)に販売を始めた。
現在、全国の飲食店を中心に流通する同商品。通常380本に1本の割合で出荷する「金サバラベル」を全てに張り、期間限定出荷する。
8日以降は通常の出荷に戻るという。吉久保さんは「地元の漁師から、ごくまれに網にかかる金色のサバの話を聞き、金サバラベルが誕生した。サバの日に合わせ、3月1日から8日まで金サバラベルを大放出しようと決めた」と話す。
「『サバデシュ』はサバのある所には置いてあることが多い。酸度とアミノ酸が高くうま味のある辛口が特徴。今回の設定も楽しんでもらえたら」と笑顔を見せる。
価格は1.8リットル=2,200円、720ミリリットル=1,056円、300ミリリットル=430円。同社通販サイトでも取り扱う。