ツリークライミングの体験会が5月3日~5日の3日間、笠間のつつじ公園(笠間市笠間)で行われる。主催は、ツリーフロッグ。
ツリークライミングは北米生まれの自然体験型のアクティビティー。専用のロープやサドル(安全帯)、ヘルメットなどの安全保護具を使って約10メートルの高さまで木登りをする。茨城県初のツリークライミングジャパン所属の指導者で、ツリーフロッグ代表の小島裕正(ひろまさ)さんは「樹上という非日常の場所で、風の音、鳥の声、差し込む陽の光、木々や草の匂いなどを肌で感じ体感できるのが魅力」と話す。
小島さんは、資格を取得した2013年から県内各所で体験会を開き、同所では初開催。今回登るモミの木は高さ6~7メートル。「昔、雷に打たれて半分以上を失っても、つつじ公園山頂でたくましく生きているモミの木と触れ合う。枝に座ったり立ったりはできないが、しっかりしたモミの枝にぶら下がって浮遊感を楽しんでほしい」と参加を呼び掛ける。「つつじ公園山頂からの絶景を展望台よりも高い位置から一望できるのも魅力」とも。
開催時間は10時~15時。参加無料。つつじ公園入場料は高校生以上=500円、中学生以下無料。対象は小学生以上。