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水戸のロマンチックゾーンで「あじさいまつり」 6000株が初夏彩る

昨年の保和苑の様子

昨年の保和苑の様子

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 「第45回 水戸のあじさいまつり」が6月9日、保和苑(水戸市松本町)にある「水戸のロマンチックゾーン」で始まる。

色とりどりのあじさい(昨年の様子)

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 水戸のロマンチックゾーンは、保和苑を中心に「桂岸寺」、「水戸八幡宮」、水戸藩志士などの墓が並ぶ「常磐共有墓地」。幕末の志士をまつる「回天神社」、「愛宕山古墳」、湧き水の「曝井(さらしい)」などの史跡を囲む一帯。

 保和苑は、桂岸寺に隣接した回遊式純日本庭園。水戸市役所観光課の担当者によると水戸光圀公が愛し、保和園と名付けたのが始まりという。敷地面積は1.5ヘクタール、約100種類6000株のあじさいが咲き誇る。

 同エリア内で国指定重要文化財の本殿を有する「水戸八幡宮」境内では、山あじさいを中心に、約60種類5000株の鮮やかなあじさいが楽しめる。

 イベント初日の6月9日は、オープニングセレモニー、ステージライブ、抽選会を行う。

 6月24日~29日は、保和苑・明星ヶ池周辺で今年初となる「あじさいライトアップ~明星の道~」を行う。29日は「夜のあじさいまつり」として、キャンドルアート設置、ちょうちんの無料貸し出しを行う。

 水戸市役所観光課の担当者は「新元号で話題となった万葉集ゆかりの 曝井が注目されていることもあり、今年の観光漫遊バスは初めて『曝井』を停留所にした。あじさいをはじめ、週末イベント、史跡巡りも楽しんでいただければ」と来場を呼び掛ける。

 入場無料。6月30日まで。

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