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水戸で残反生かしたワークショップ 芸術館とアダストリアがコラボ

ミノムシキーホルダー

ミノムシキーホルダー

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 水戸芸術館現代美術センターと「アダストリア」のコラボワークショップ「秋のこらぼ・らぼ 2019 ミノムシワークショップ」が9月14日と15日、水戸芸術館 現代美術ギャラリー(水戸市五軒町)で開かれる。

ワークショップでは布見本などを再利用する

 同企画は、これまで毎年夏に水戸芸術館が開催してきた子どもと家族向けのアート体験イベント「こども・こらぼ・らぼ」を全世代対象の企画へリニューアルしたもの。夏・秋・冬の3シーズン分けてワークショップを行う。

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 秋のテーマは「アップサイクル」。当日は、デザインレーベル「seto(セト)」を講師に迎え、枯葉や枝を集めて美しい巣をつくるミノムシの習性をヒントに、自分だけのミノムシキーホルダーを作る。材料には、同社の商品開発の過程で用いる布見本「スワッチ」を使い、体験を通して「アップサイクル」について楽しく学べるワークショップを展開する。

 同社の担当者は「創業地である水戸の文化の根幹を担う水戸芸術館とのコラボは3年前に始まった。以前から水戸室内管弦楽団への寄付などは行っていたが、寄付だけではなく、ファッションを通じた地域に対する社会的な取り組みができないかと考えていた」と振り返る。

 「商品を企画していく上で不要になってしまった残反の活用を検討していたところ、『seto』とのワークショップで活用できることが分かり、水戸芸術館を通じてオファーした。アップサイクルを通じて残反を活用したいという思いが重なり、今回の企画が実現した」と話す。

 「価値がないとされていた残反が、まるで生きているかのようなミノムシに生まれ変わるのが魅力。参加者が、それぞれ残反を自由に選べるので、オリジナルのキーホルダーを作ることができる。イベント当日、館内には『seto』が制作した大きなサイズのミノムシも展示する。大きなミノムシの制作にも布を巻きつけることができるのでぜひ参加してほしい」と呼び掛ける。「ワークショップを通して、子どもたちが芸術に触れる場をつくり、水戸の芸術文化を盛り上げられたら」とも。

 開催時間は各日=10時~10時30分、11時~11時30分、13時~13時30分、14時~14時30分、15時~15時30分の5回。各回20人。当日 9時30分からワークショップ室で希望回を受け付ける。参加費=500円。

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