茨城ロボッツ・スポーツエンターテイメントが現在、台風19号茨城県水害被災復興支援として「ロボッツ募金」を行っている。
ロボッツ募金はクラウドファンディングで寄せられた金額と11月末までのホームゲームで行われる募金との合計を合わせたもの。茨城ロボッツ・スポーツエンターテイメントの担当者によると「公的機関を通じて茨城の被災者の方々に直接届けるほか、被災地区のスポーツ環境の再整備に充当し、地域の皆さまに元気をつなげて行く予定」だという。
10月16日に開催した「山形ワイヴァンズ」戦の試合会場では、二ノ宮康平選手、鎌田真選手、ウィル・クリークモア選手が募金活動に参加。総額17万8,123円が寄せられた。来場客の中には、貯金箱ごと持って来て寄付する人のほか、「茨城のために頑張って下さい」「バスケットを通して多くの人を笑顔にして下さい」と選手に声を掛ける姿が見られた。
11月9日と10日には、「アダストリアみとアリーナ」(水戸市緑町)を会場に広島ドラゴンフライズと対戦する試合でイベントも企画。同日の募金活動とイベント内容などは、後日公式サイトで発表する。
社長の山谷拓志(たかし)さんは「プロスポーツクラブが介在することでより多くの支援を集めることができる。ロボッツは茨城のためにクラウドファンディングや募金活動など、自分たちができることをやり遂げたい。何より勝利を届けて勇気や元気を与えられるよう全員で一丸となって取り組む」と意気込む。