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水戸に洋菓子店「ダルメゾン」 チョコレート菓子通じ地元の四季の魅力発信

笑顔を見せる店主の達聖 さんと妻の求美さん

笑顔を見せる店主の達聖 さんと妻の求美さん

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 洋菓子店「DALMAISON(ダルメゾン)」(水戸市泉町、TEL 029-232-3838)が10月25日、京成百貨店近くにオープンする。

3種類のチョコレートをブレンドした濃厚なチョコレートケーキ「アメール」

 店主の達聖(だる さとし)さんは高萩市出身。達さんは「物心つく頃から、好奇心旺盛でフットワークの軽い母が買ってくる全国各地のスイーツが身近にあって、甘いものが好きになり、いつしかパティシエを志すようになった」と振り返る。中川学園調理技術専門学校(水戸市)卒業後、東京都洋菓子協会会長の大山栄蔵シェフが店主を務める「マルメゾン」(東京都世田谷区)で6年半、腕を磨いた。「茨城に店を構えたい」という思いを大山シェフに伝えたところ、独立の後押しとして業者の紹介やのれん分けの形でロゴや屋号を受けたという。経営は妻で販売担当の求美さんと2人で切り盛りする。

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 「大山シェフのように伝統やそのお菓子の物語が伝わるスイーツを作りたいと思ってきた。今の自分があるのは、マルメゾンでの経験があるから」と達さん。「東京にいる時に、茨城はクリ、メロン、干し芋のほかにもたくさんの食材があるのに知られていないことがもどかしかった。本当に良いものは食べないと分からない。チョコレートも産地にこだわっている。茨城の食材を使うことで、地域の特産品を知ってもらい、本当のおいしさを伝えられたら」と意気込む。

 「花貫フルーツほおずき」「古内茶」をはじめ、地元の農家から直接取り寄せた旬のフルーツや野菜を使ったチョコレート菓子や生菓子を販売する。メニューは現在、3種類のチョコレートをブレンドした濃厚な味が特徴のチョコレートケーキ「アメール」、うつわ型に焼いたシュー生地の中にキャラメリゼしたバナナとたっぷりのクリームを入れた「キャラメルバナーヌ」、フランボワーズと相性の良い中南米産ミルクチョコレートを使った「ルビー」など、ケーキ6種類とボンボンショコラ5種類を並べる。

 25日・26日は、オープニング記念として、「ケーキセットA(3個入)」(1,100円)、「ケーキセットB(3個入)」(1,200円)、「ロールケーキ」(1,000円)、「バナナケーキ」(900円)、「焼き菓子セット」(800円)、「ボンボンショコラ(5個入)」(1,100円)を数量限定で販売する。

 達さんは「茨城に戻って、身近に助けてくれる人がたくさんいる。コミュニケーションを通して、さまざまなつながりができて楽しい。パティシエの仕事を通じて、地元の人も知らない魅力や農家を訪れて感動したこと、伝統や文化、思いを一つずつケーキにを乗せていきたい。フラッと立ち寄れる店になれたら」と笑顔を見せる。

 営業時間は、25日、26日=12時~売り切れ次第終了。それ以降は、11時~19時。月曜定休。

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