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水戸・常磐神社で夜の神前式 地元ウエディング会社「季節の風物詩に」

常磐神社での挙式イメージ

常磐神社での挙式イメージ

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「梅香る宵の灯り神前式」が来年2月22日・23日、梅まつりに合わせ常磐神社で開催される。主催は水戸のウエディングプロデュース会社「ピーハピィ」が運営する「エクラ」(水戸市元吉田町、TEL 029-246-2848)。

常磐神社での挙式イメージ

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 同社会長の山本恵さんは「以前から水戸の『梅まつり』の時期の常磐神社で結婚式を企画したいと考えていた。未婚化や結婚式を行わないカップルが増えているが、結婚式という大事なセレモニーを雰囲気のあるこの会場で行うことで、若い方たちが『自分が結婚するときはこの時期の夜の常盤神社で挙げたい』と感じてくれたら良いと思った」と振り返る。

 ちょうちんなどの製造・卸売・販売を行う「鈴木茂兵衛商店」の鈴木紘太さんとの出会いをきっかけに、企画を通して「水府提ちん」を知ってもらう機会になればと考えたという。老舗梅干し店「吉田屋(大洗町)」と「常磐神社」(水戸市常磐町)にも呼び掛け、「地域の祭りごとと一緒に、伝統ある企業や神社で共にお祝いの場が創れたら」と、構想を練ってきた。

 神前式では、梅まつり期間中の常磐神社で日の入り時間に合わせて挙式。境内に「鈴木茂兵衛商店」の「すずも提ちん」を並べ、幻想的な空間を演出。記念撮影まで行う。

 通常常磐神社では、夜の挙式を受け入れておらず、初の試みとなる。2日間限定で受け付け、料金は32万円。すずもちょうちん使用料、両家名が入ったちょうちん、祈念した記念品「常陸乃梅シロップ」、新郎新婦衣装、ヘアメーク着付け、挙式介添、写真撮影データなどが含まれる。1日1組ずつ。

 山本さんは「単発のイベントではなく、地域の祭りごとである『梅まつり』の中において、お祝いごとである『結婚式』として、『季節の風物詩』として根付いてほしい」と期待を寄せる。

 申し込みは電話、ファクス、メールで受け付ける。

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