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水戸の「レストラン アオヤマ」が5周年 「体にやさしい」メニュー提供

看板メニュー「季節の30品目プレートセット」

看板メニュー「季節の30品目プレートセット」

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 「レストラン アオヤマ」(水戸市姫子、TEL 029-257-9292)が11月24日、5周年を迎えた。

クリスマスメニュー

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 2014(平成26)年にオープンした同店のコンセプトは、「体にやさしい西洋料理店」。糖尿病専門クリニックの管理栄養士が監修するドクターズレストランとして、安心して食べられるように栄養成分表を併記したメニューを提供している。

 厚生労働省は、1日の食塩摂取量の目標値として男性=8グラム未満、女性=7グラム未満と定めているが、茨城県民の平均摂取量は約13グラムと目標値から離れた数字となっている。

 同店の看板メニュー「季節の30品目プレートセット」(1,500円)は、旬の野菜を180グラム以上、肉、魚などをバランスよく使用し、600キロカロリー以下、塩分2グラム台に抑え、食事制限がかかっている人や健康志向の人に好まれているという。

 オーナーシェフの青山雅樹さんは水戸市出身。カナダ、スイス、台湾の大使館料理人を務め、台湾在住時には、2013(平成25)年国際ベジタリアン料理コンテストで優勝も果たした。

 青山さんは「帰国後、自分の店をどこに開こうかと考えた時に、茨城には野菜、肉、魚、山の幸など食材が豊かだと思った。そのようなローカルフードを支えて生かすのが自分の仕事だと思い、水戸を選んだ」と話す。店のコンセプトは「病気で食べられるものが少なくなった父親に、『病気になっても、おいしいものを食べさせてあげたい』と思ったのがきっかけで決めた」と振り返る。

 煮る、蒸すなど調理法を工夫し、できるだけ油や砂糖は使わず、スープでうま味やコクを出し、彩りに気を使い、現代の偏った生活に必要な栄養素を取れるメニュー作りを行う。青山さんは「自分の信念が受け入れられるよう、これから西洋料理の枠が広がるような新しい発想も積極的に取り入れていきたい」と意気込む。

 12月6日~25日の期間中、野菜アミューズ、彩りシーフードサラダ、ニンジンとショウガのスープ、国産牛タン赤ワイン煮込み、レアチーズムースのクリスマスセット(3,000円)などのクリスマスメニューを提供する。12月中の日曜は18時30分、19時30分の2回、ジャズとボサノバの5周年記念無料ライブを行う(予約優先)。

 営業時間は11時~14時30分、17時30分~22時。木曜定休。

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