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水戸市立博物館で特別展 ティラノサウルス骨格展示も

会場展示準備中のティラノサウルスの全身復元骨格

会場展示準備中のティラノサウルスの全身復元骨格

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 特別展「水戸140億年史・水戸の大地の成り立ち」が2月9日から、水戸市立博物館(水戸市大町、TEL 029-226-6521)の4階展示室で開催される。

水戸市立博物館外観

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 同館では、年に2回の特別展と1回の企画展が行われている。特別展は、美術部門、自然部門、歴史部門、民族部門に分けられた常設の展示にちなんだもので行われていたが、今回初めて地質学をテーマにした。

 館長の関口慶久(のりひさ)さんは「今回の特別展は、壮大な宇宙史や人類史から成る『ビッグヒストリー』に基づいて、過去138億年と未来2億年を合わせて『水戸140億年史・水戸の大地の成り立ち』と題した。歴史が分かるように100点ほど展示する」と説明する。

 明治時代に榎本武揚が鉄隕石(いんせき)を使って作らせた「流星刀」や、ティラノサウルスの全身復元骨格、南極で発見された火星の隕石、小惑星探査機はやぶさの関連資料は、水戸で初めての展示となる。

 関口さんは「1月17日に国際地質科学連合が、77万4000年前から12万9000年前の地質時代を『チバニアン』と正式に命名した。その『チバニアン』の地層の特徴である『地磁気逆転』の試料の展示は、話題となっていて注目を集めるだろう」と話す。

 「足元を知っているようで知らない水戸を大地から理解するのは面白いのでは。水戸初のものがたくさんあるので、実際に自分の目で見てほしい」と来場を呼び掛ける。

 開館時間は9時30分~16時45分。月曜休館(2月24日は開館し、25日休館)。入場料は200円、高校生以下無料。3月15日まで。

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