「水戸の新酒まつり」が2月21と22日、水戸東照宮(水戸市宮町)内特設会場で開かれる。
水戸の新酒まつりは、2016(平成28)年に始まり、今年で5回目。「新酒まつり」は、地産地消による地域活性化を目的に「水戸市地元酒等による乾杯の推進に関する条例」(水戸市乾杯条例)が2014(平成26)年4月1日に施行されたことを受けて、秋口に仕込んだ新酒が出そろう2月に、地元のお酒を楽しんでもらおうというもの。水戸観光コンベンション協会の高丸幸一さんは「去年、茨城は台風19号によって甚大な被害を受けた。例年の1日開催を今年は2日間に延長し、地酒と地場産品を多く販売提供することで復興支援につながるイベントになれば」と話す。
参加蔵元は「明利酒類」「吉久保酒造」「DomaineMito」「磯蔵酒造」「須藤本家」「木内酒造」「井坂酒造店」(順不同)の7社。各蔵元から3、4種類の新酒が出品され、入場料2,000円を払うと付いてくるぐい飲みで、各蔵元の全銘柄を飲み比べできる。つまみは、入場料とは別にチケット(1セット1,000円、100円券×10枚綴り)を購入し、各飲食ブースで、そば、もつ煮込み、大学芋など地元の食材を使ったメニューが200円~600円で提供される。
高丸さんは「地元の新酒をこれだけ飲み比べできる良い機会。知らなかったお酒を知ってもらって楽しんでもらえたら」と来場を呼び掛ける。
開催時間は、21日=16時~19時30分、22日=15時~19時30分。