茨城大学、常盤大学の学生によるフリーライブイベント「水戸まちなかフリーライブ」が2月22日、シェアオフィスビル「M-Work(エムワーク)」(水戸市南町)で開かれた。主催は水戸商工会議所まちなか学生サポーターC’s(シーズ)。
シーズは水戸市内の大学や専門学校に通う学生が主体となり、中心市街地ににぎわいを創り出すための事業提案などを行う組織。イベントの実行委員長・寺元彰徳さんによると、連携を図ることで普段交流のない他大学や他サークルとの交流を図ることができるのでは、と企画。「運営をシーズがまとめて受け持つことで学生の負担を減らすことができる」と魅力を話す。
当日は、茨城大学、常磐大学の音楽サークル6団体が参加。ジャズ、民族音楽、弾き語りなどさまざまなジャンルの音楽サークルが集結、演奏を披露した。演奏の様子は、一部をツイッターで発信するなどSNSも活用。会場では集まった観客が演奏に聴き入る様子も見られた。
寺元さんは「『水戸まちなかフリーライブ』は、これからも続けていきたい。今後はフェスティバルのような、さらに大きなイベントにしたい」と意気込む。
弾き語りを披露した茨城大学「Gitarre!!(ギターレ)」の川上妃菜さんは「おしゃれな雰囲気の中で演奏できてうれしかった。普通だったら出演料もあるのに、(負担なく)無料で出演できて良かった」と笑顔を見せる。