食べる 買う

水戸の洋菓子店が「子どものお昼ごはん」販売 悩める母の一助に

「子どものお昼ごはん」ハンバーガーとジャムサンド

「子どものお昼ごはん」ハンバーガーとジャムサンド

  •  
  •  

 水戸のパン・洋菓子店「フレッシュグリーン」(水戸市緑町、TEL 029-221-6220)が3月3日から、新型コロナウイルス感染拡大防止で一斉休校になった子どもたちの昼食向けに、日替わりで2種類のパン「子どものお昼ごはん」の販売を始めた。

パンが並ぶショーケース

 「フレッシュグリーン」オーナーの吉原悦子さんが、2005(平成17)年3月に洋菓子店としてオープンした同店。2011(平成23)年の東日本大震災以降、客から「パンが欲しい」との要望を受け、パンの製造販売も始めたという。

[広告]

 ケーキの一番人気は「フルーツのロンド」(390円)。スポンジ生地にフルーツを巻き込み、断面の縦の層が特徴のショートケーキ。パンは、日曜限定の「イギリス食パン」(250円)が人気だという。常時、ケーキ20種類、パン10種類、焼き菓子30種類ほどをそろえる。

 吉原さんは「店に来るお客さんの7割くらいは、住んでいる場所、家族構成も分かる。全部手作りで、安心安全な原材料しか使わない。『ここのパンを食べて大きくなった』と言われて、日常と地域に溶け込んでいる店だと実感する。『おいしい』の言葉が一番うれしい」と話す。

 「新型肺炎の影響で、突然学校が休校になり、子どもも大人も毎日のお昼ご飯に困っている」と思った吉原さん。休校の発表の日に、「子どものお昼ごはん」として、安価でパンを販売することを決めた。「ハンバーガー」(180円)、「ジャムサンド」(100円)など、子どもが好きなパンを子どもでも買えるような価格に設定。「駄菓子屋さんに行くような、暇を持て余している子が、気晴らしできる機会になれば。お昼を用意しなくてはならないと悩むお母さんを応援したい」と笑顔を見せる。

 焼きそばパン、ハムたまごサンド、タコさんソーセージパン、ジャムパン、揚げパンなど、日替わりで2種類を用意する。価格は1個100~200円。

 営業時間は10時~19時。火曜定休。「子どものお昼ごはん」の販売は平日のみで、3月末ごろまでを予定する。