「水戸まちなかビジネスプランコンテスト」が3月15日、「M-Work」(水戸市南町)で開かれた。主催は、まちづくり会社「まちみとラボ」(水戸市南町)。
「まちで起業スクール」事業の一環として開かれた同コンテストは、年で3回目。当日は、1次審査を通過した3組が、15分の持ち時間でビジネスプランを発表した。
登壇したのは、行方市で農業と干しいも製造販売を手掛ける小林保雄さん、常陸大宮市の農家・笹島具視さん、水戸市で「スナックちよ子」を経営する森智世子さんとひたちなか市在住の鈴木明子さん2人の3組。
小林さんは、「干しいもを買わない人々に新しいニーズを生み出すプラン」として、自身で製造販売する干しいもを活用した提案、笹島さんは、農家のモチベーションを上げることを目的に発案したという「県北専用の野菜直売所の水戸店構想」、森さん・鈴木さんは、文化や人が交差する未来の商店としてリサイクル&リユースを軸にした店「文化交差点(クロカル)」事業について発表した。最優秀賞は笹島さん、優秀賞は小林さん、森さん・鈴木さんが受賞した。
「まちみとラボ」社長の三上靖彦さんは「『まちみとラボ』は、まちなか専門の会社。どう環境改善していくか話し合ってきている。今後も水戸市と共に大通りの環境改善策を進めていく。街なかで新しい挑戦をしたい人を後押しし、長く続く手伝いができれば」と話す。