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水戸市が妊婦1300人にマスク配布へ

配布したマスク

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 水戸市が4月27日、市内在住で妊娠の届け出をしている女性1300人にマスクを配布した。

配布したマスク

 水戸市保健所地域保健課によると、妊婦が肺炎にかかった場合、重症化する可能性があることから感染予防のためマスク配布を決定したという。水戸市保健所地域保健課係長の青野朱実さんは「妊娠中はホルモンのバランスなどもあり体調も不安定。定期検診のほか、上のお子さんがいれば家にこもっているのも難しかったり、買い物に出たりと外出で感染するリスクが高い。自分だけの問題でないと不安も多いのではないかと考えた」と話す。

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 市では、4月中旬から該当する妊婦の人数調査を進め、4月23日にマスク配布の決定を発表した。対象は、2019年9月~2020年4月中旬までに妊娠届を提出した女性1300人。市の保健予防課と危機管理課から備蓄用の不織布マスクを集めた。本庁職員含む13人で防護服と帽子、手袋を着用し、妊婦1人に対し10枚のマスクを用意。同市の産前産後相談を受け付ける「すまいるママみと」の問い合わせ先や消毒液の作り方なども同封。27日、1300人に郵送した。

 青野さんは「マスクの入手が困難な状況もあるので、活用していただければ。当初、国の配布するマスクとの兼ね合いもあり、連休明け発送の可能性もあったが、無事に連休前に発送することができた」と安堵(あんど)の表情を見せる。「少しでも不安が解消されたら」とも。

 「新型コロナウイルスの影響で、里帰りできずにいる人もいる。4月29日からは厚生労働省の『妊産婦向け臨時相談ダイヤル』が開設されるが、平日は市の『すまいるママみと』でも妊娠中に不安がある方の相談にも応じているので、気軽に連絡してほしい。一人で抱え込まず、一緒に解決の手段を考えていけたら」と話す。

 4月24日以降の妊娠の届け出の場合は、母子健康手帳の交付と同時にマスクの配布を行う。