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笠間市地域おこし協力隊と飲食店経営者が「笠間市飲食店未来プロジェクト」立ち上げ

「笠間市飲食店未来プロジェクト」発起人の川島拓さん

「笠間市飲食店未来プロジェクト」発起人の川島拓さん

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 笠間市地域おこし協力隊メンバーと地元飲食店経営者が5月18日、笠間市内の飲食店応援プロジェクト「笠間のお店を未来に残したい!笠間市飲食店未来プロジェクト」を立ち上げた。

(左から)発起人の畑岡さんと笠間市地域おこし協力隊の川島さん

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 発起人は、「笠間市地域おこし協力隊」の川島拓さんと笠間市の「笠間茶屋」を運営する畑岡久美子さん。毎年50万人以上が来場する最大の笠間焼の祭典「笠間の陶炎祭(ひまつり)」などのイベントが、今年は新型コロナウイルスの影響で次々に延期や中止となった。川島さんは「市内の飲食店関係者から『このままではお店を続けられない』、『笠間に飲食店がなくなってしまう』との声を聞いた。少しでも力になれれば」と話す。地元飲食店応援プロジェクトはかねて親交のあった畑岡さんと共同で企画し、5月18日にクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」を通じ支援者募集を始めた。

 5月26日現在、参加店は「笠間茶屋」「zakka & cafe gallery Le midi(ラミディ)」「Lunch & Cafe 陶之助+」「味の店はらだ」「いそ食堂」「いなり食堂」「魚福」「おもしろさかなや」「かまじん」「佐白山のとうふ屋」「森の石窯パン屋さん」など34店。

 プロジェクト支援者へのリターン品は、「店を指定した飲食チケット購入(3,000円、5,000円)」とチケットなしの「参加飲食店全体を応援」を用意。チケットなしの「参加飲食店全体を応援」では、陶芸体験(ろくろ)、陶芸体験(手ひねり)、そば打ち体験(以上、6,000円)、「笠間市産野菜の詰め合わせセット」(1万円)などを用意する。

 川島さんは「プロジェクト始動当初からたくさんの方に支援していただいている。笠間の飲食店のメニューは地元の食材を使った物がたくさんある。いなりずしに、そば、笠間のクリを使ったモンブランやシュークリーム、焼き菓子からアイスまでバリエーション豊か。笠間焼を使ってしつらえまでこだわる店も多く、そんな笠間の店を未来に残したい」と話す。「イベントなどもあり、笠間のファンはさまざまなところにいると思う。コロナウイルスの影響で、各店本当に厳しい状況だが、これを機に応援していただき、収束後に楽しんでいただけたら」とも。

 クラウドファンドの募集締め切りは6月30日。

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