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「協同組合ネットいばらき」が茨城大生に「食の支援」 1715人に食材提供

(左から)茨城県生活協同組合連合会の古山さんと「食の支援」を受け取った学生

(左から)茨城県生活協同組合連合会の古山さんと「食の支援」を受け取った学生

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 茨城県内のJAや生協など協同組合の連携組織「協同組合ネットいばらき」が5月29日、新型コロナウイルスの影響で生活が困窮している学生への支援として、茨城大学の学生寮に入寮する学生にコメやインスタント麺、瓶詰めなどを贈った。

「協同組合ネットいばらき」が贈った「食の支援」

 今回用意したのは申し込みのあった県内の大学・短大・専門学校に在籍する1715人分。茨城県生活協同組合連合会の古山均さんによると、当初600食ほどを想定していたが、県内各地から想定を大幅に超える応募があったという。食材は、JAや生協、水戸ヤクルト販売、茨城県水産加工業協同組合連合会、フードバンク茨城、那珂市の給食センターなどから無料で提供されたもの。茨城大学の学生寮入寮学生を除く1400人には5月28日、発送した。

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 学生寮に入寮する学生らは、古山さんからコメ2キロとインスタント麺、レトルトカレー、瓶詰め、フリーズドライのみそ汁、缶詰め、小松菜などを受け取った。支援の袋には、「学生の皆様へ」とエールを送る手紙も同梱(どうこん)した。

 茨城大学教育学部3年で「水哉寮」寮長の足名匠吾さんは「すごく助かるし、うれしい」と話す。足名さんは月5万円のアルバイト代と奨学金で生活費を捻出していたが、4月からアルバイト先が休業となり、2カ月間収入がない状態。これまで月3万円ほどの食費が掛かっていたが、収入がなくなったことから、自炊しコメと納豆などで食費を抑えていたという。「ラグビー部に所属しているので元々とっていたサプリメントやプロテインなども控えて簡易的な食事で済ませていた」と話す。

 理学部3年の中村千帆さんは、アルバイトを2つ掛け持ちしていたが、アルバイト先の臨時休業などで収入がない状態。実家が東京ということもあり、帰省ができず、貯金を切り崩して生活費に充てているという。中村さんは「(支援食品は)物理的な面でも、気持ち的にも本当にありがたい」と感謝をにじませる。教育学部3年の鈴木岳さんは「自分はアルバイト先の休業補償が出たが、3食作る経験はないので大変。レトルトやカップ麺は助かる」と話す。

 第2回配送は、6月26日・27日。第3回配送は7月31日、8月1日。

 同団体では現在、寄付も受け付ける。問い合わせは「茨城県生活共同連合会」(TEL 029-226-8487)まで。