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サッカーJ2、無観客で再開へ 水戸ホーリーホックが意気込み語る

© MITOHOLLYHOCK 2020シーズン水戸ホーリーホック 

© MITOHOLLYHOCK 2020シーズン水戸ホーリーホック 

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 新型コロナウイルス感染拡大の影響で試合開催を延期していたJリーグは5月29日、ウェブでの臨時実行委員会を行い、J1再開を7月4日、J2再開とJ3開幕を6月27日とすることを決定した。

© MITOHOLLYHOCK 2020シーズン水戸ホーリーホック練習風景 (提供写真)

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 再開後は、「無観客での開催からスタートし、感染拡大状況などに鑑みて、安全にお客さまをお迎えする準備を進める」とする。今後の試合の対戦カードは全て組み直し、6月15日の発表を予定。感染予防の観点から近隣クラブとの対戦を優先的に行う。

 水戸ホーリーホック取締役の小島耕さんは「丸4カ月の中断期間を経て、ようやく皆さまへサッカーを届けられることをうれしく思う」と喜びを表し、「無観客試合であってもファン・サポーターの皆さまに、これまでにはなかった新たな試合の楽しみ方をご提供できるよう、準備を進めている。皆さまの水戸ホーリーホックが、これからも地域の誇りとして在り続けられるよう、引き続きご声援をよろしくお願いいたします」とコメントを寄せる。

 秋葉忠宏監督は「皆さんもいろいろな苦しい思い、悲しい思いをしたと思う」とコメントする一方、「日本中の皆さんが我慢し、手と手を取り合いながら困難を乗り越えようとしてきた結果がこの再開につながったと思い、とてもうれしく感じている」と喜びをにじませる。「まずは画面を通してこの期間にためてきた我々の思いや元気、パワーを皆さんに届けられたら。スタジアムでの観戦が再開した際には、夢や感動を皆さん直に体感、共有してもらい、共に素晴らしい時間を作っていければうれしい。また皆さんと、笑顔でスタジアムで会えることを楽しみに、再開までクラブ一丸となって準備を進めていく」と意気込む。

 中山仁斗キャプテンは「当たり前が当たり前ではなくなった今、自分たちがサッカーを通して皆さんに勇気と笑顔を届けられるようにしっかりと準備をして、再開に向けてチームが一つになれるように頑張ります。引き続き、水戸ホーリーホックをよろしくお願いします」とコメントを寄せる。

 水戸ホーリーホックは6月1日、クラブ事務所を再開。5月19日から選手をグループ分けし、時間を区切りトレーニングを行っていたが、6月1日から全体練習を再開する。感染予防対策強化のため、練習見学は継続して休止とする。

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