水戸商工会議所が7月10日、納豆の「おいしい」「面白い」「変わった」食べ方のアイデアを募集する「納豆食べ方コンテスト」の募集を始める。
今年は「納豆と甘味(スイーツ)の組み合わせ」をテーマに納豆と甘味を使ったスイーツのレシピと写真を募る。
同会議所の古山哲央さんは「納豆を使ったスイーツは好き嫌いの分かれるジャンルかもしれないが、納豆の持つさまざまな可能性を追求したい。納豆ご飯にとどまらない水戸ならではの納豆メニューを発信していくことで、市民の納豆消費喚起、ひいては水戸の納豆ブランドの向上につなげていきたい」と意気込む。
水戸商工会議所では2018(平成30)年から、水戸市の納豆消費金額日本一を目標に掲げ、納豆の消費喚起やブランドPRの一環として「納豆食べ方コンテスト」や納豆の配布などを展開。同コンテストは7月10日の「納豆の日」に合わせ募集を始めるもので、昨年は「日本一の納豆チャーハン・納豆パスタ」をテーマにコンステストを開いた。
応募は水戸市内のスーパーなどで配布する専用申込書と水戸商工会議所ウェブサイトの応募フォームで受け付ける。審査は書類選考で、ゴールド賞3点、シルバー賞4点を決める予定。ゴールド賞には、納豆またはギフトカード1万円分、シルバー賞には納豆またはギフトカード5,000円分を進呈する。
担当として日々納豆料理の研究を進める古山さん。これまでのコンテスト入賞作品は、全て自ら調理して試食するなど情熱を注ぐ。「今回納豆スイーツがテーマだが、正直、納豆スイーツにいい思い出がないのでどれだけおいしいスイーツが来るのか期待しつつも、実際に食べる日が少し怖いというのも本音」と苦笑い。
「みんな気になるけれど試す勇気も欲しい納豆スイーツをテーマに皆さんの考えたレシピやおすすめの食べ方を募集する。スイーツは見た目も重要なので、映える写真を添えて応募いただければ。審査には参加しないが、私をうならせる納豆スイーツをお待ちしている」とちゃめっ気たっぷりに呼び掛ける。
応募締め切りは9月10日まで。水戸商工会議所の応募フォームは7月10日9時にオープンする。