絵本読み聞かせユニット「ゆうくんとマットさん」が主体となり企画した「謎解きウォーク『コローナ・ダイニーハをやっつけろ!』」が7月1日、水戸芸術館(水戸市五軒町)で始まった。
「ゆうくんとマットさん」が4月に配信した手洗いチャレンジ動画に登場した「帝王コローナ」の息子コローナ・ダイニーハをみんなの力でやっつける、のストーリーを基に夏休みのスペシャルイベントとして企画した。
ACM劇場・企画制作スタッフの菊池広子さんによると、新型コロナウイルスの影響で芸術館広場などに散歩に来る親子連れの姿が目についたが、水戸芸術館に遊べる遊具がないことなどから「楽しいお散歩」になればと考えたという。
同企画では、美術部門、音楽部門など各部門と連携し、水戸芸術館でウオーキングしながら謎解きを楽しめるおさんぽコースを設定。参加者が水戸芸術館の10カ所のポイントを巡り、出題される謎を解いてゴールを目指す。謎を解くと、聖なるお守り「ジュエール・ハンド」を手に入れることができ、ダイニーハを退治することができる。所要時間は約30分。
水戸芸術館の公式サイト、SNSやユーチューブの「ゆうくんとマットさんチャンネル」ではより企画が楽しめるよう、「謎ときウォーク」の導入部分となる動画「ゆうくんとマットさんの「水戸芸術館de謎ときウォーク」~コローナ・ダイニーハをやっつけろ~Introduction」を公開。ゆうくんは「謎は簡単に解けないよう練りに練った10問を厳選した。大人でも家族でも楽しめるものになっている。遠方への移動が難しい時に、近場で楽しんでいただけたら」と話す。
マットさんは「チープな感じが僕ららしさ。場を作ることを諦めずにアイデアを出し、これからも子どもたちが楽しめることを考え続けていきたい」と意気込む。
開催時間は9時30分~18時(受付時間は17時)。1組5人までで、参加申し込みは「水戸芸術館」チケットカウンターで受け付ける。月曜休館。