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茨城町の「ファームランドさいとう」にアイガモ55羽が「入社」

イネの間を動き回り業務を行うアイガモ

イネの間を動き回り業務を行うアイガモ

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 茨城町の「ファームランドさいとう」で現在、新入社員のアイガモ55羽が業務を始めている。

イネの間を動き回り業務を行うアイガモ

 「ファームランドさいとう」は、茨城町で米や麦、ルバーブ、ベビーリーフ、枝豆、トウモロコシのピュアホワイトなどの野菜を生産している。4代目社長の斉藤卓也さんは13年ほど前に就農。所有する15ヘクタールの水田でコシヒカリ、ふくまる、古代米、業務用米やもち米を生産している。一部の水田で、農薬や化学肥料を一切使わないアイガモ農法でのコメ作りも行っている。

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 55羽のアイガモは5月27日に入社。連日勤務に励んでいる。アイガモの勤務時間は8時~17時。水田では、斉藤さんの「おいで」という呼び掛けに一斉に集まるアイガモの姿が見られる。斉藤さんによると、アイガモはイネの間を往復して水をかき回し、イネに適度なストレスを与えるほか、除草や防虫効果、ふんは肥料となりイネの成長が促進されるという。アイガモは適宜休憩を取りながら勤務。8月末ごろ今年の勤務を終了しバカンスに入るという。

 斉藤さんは「アイガモ農法で作るのは、有機JAS認証の有機栽培米。コメの収穫量が通常の栽培方法に比べて少なくなるが、安心でおいしいコメづくりを目指してアイガモの力を借りながら生産している」と話す。通常一粒1.8~1.85ミリだが、アイガモ農法米は1.95ミリ以上と粒が大きくなるのも特徴という。「収穫量が少なくなる分、一粒一粒においしさがぎゅぎゅっと凝縮されている」と斉藤さん。

 斉藤さんは「アイガモたちは泥だらけになりながら頑張ってくれている。アイガモと一緒に作っているコメなので、ぜひ食べてほしい」と呼び掛ける。アイガモ農法米の収穫は9月中旬ごろを予定している。