文化交流スタジオ「たねホール」(水戸市袴塚)で現在、「コロナ犠牲者追悼キャンドルナイト」が行われている。主催は「たねホール」運営会社の「文化問屋みかど商会」。
新型コロナウイルス感染症により亡くなった人を悼もうと、昨年まで定期開催していた「茨大前キャンドルナイト」を受け企画した。茨大前キャンドルナイトはこれまで、3月11日、8月15日、9月11日の年3回、東日本大震災、戦争、アメリカ同時多発テロ事件犠牲者追悼を目的に行っていた。
8月7日は、たねホール横のスペースにキャンドル、通り沿いに座席を設置。この日は、新型コロナウイルス感染症対策として参加者にマスクの着用、検温、間隔を空けた着席を呼び掛けた上で演奏会も行われた。
みかど商会アートディレクターの橘さち子さんは「感染対策をした上で、人と人が会う機会をつくるため8月中の毎週土曜に開催している。新型コロナに感染してしまった方を迷惑に思うのではなく、思いやりを持つことが大切。思いやりを持つことを再確認する機会にしてもらいたい。イベントに参加しない人も、感染してしまった人について考えるきっかけになれば」と話す。
開催日時は8月22日・29日=17時~20時。座席数は15席前後。