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水戸の鯉淵小で発電教室 再生可能エネルギーやSDGs学ぶきっかけに

春の木ソーラー発電所見学の様子

春の木ソーラー発電所見学の様子

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 水戸市立鯉淵小学校(水戸市鯉淵町)で9月28日、5年生34人を対象に「Looop発電教室」が開かれた。主催はLooop(東京都台東区)。

春の木発電所見学の様子

 再生可能エネルギーを中心としたエネルギーサービスを展開する同社。春の木ソーラー発電所は 、同校近くにある2016(平成28) 年 4 月に稼働を始めたLooop 最大規模の太陽光発電所。15万平方メートルの広大な敷地からなり、2500 戸分の電力消費を賄う発電能力を備える。同社では、2018(平成30) 年から、近隣住民を対象に発電所見学プログラムを展開し、再生可能エネルギーの普及促進を図っている。

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 当日は、同社として初めて小学生を対象にした「Looop発電教室 春の木発電所見学ツアー&理科実験教室」を開いた。社員が講師を務め、太陽光発電を利用した「ソーラーバッタ」作りや扇風機を回す実験教室を通じて、太陽光パネルが蓄電する仕組みを説明した。

 発電所見学では、グループに分かれ、クイズラリー方式で敷地内を見学。児童は太陽光パネルに触れながら、設置されたパネルの数や発電所の名前の由来、太陽光パネルを南向きに設置する理由、1年に1軒で使用する電力量などの説明を受け、学びを深めた。女子児童は「近所にあってもなじみがなかった。電気のことも知らなかったので、分かりやすく教えてもらえて良かった。今日の授業を通して、電気を大量に使わないようにしようと思った」と話す。

 企画は、今年7月ごろから新入社員を中心に進めた。鯉淵小学校の佐々木英治校長によると、発電所の近くにある小学校として、児童らに再生可能エネルギーやSDGsについて興味を深めてほしいと同校が協力を仰いだという。

 同社広報担当者の鬼頭舞さんは「Looopではエネルギーフリー社会の実現を目指している。エネルギーを生み出すことは新しい価値を生み出すことにつながる。今後も子どもたちや地域の方に再生可能エネルギーの果たす役割などを伝えていけたら」と話す。