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水戸の明利酒類が初のノンアル飲料開発 「百年零-ZERO-」販売へ

(左から)百年梅酒720ミリ、百年零-ZERO-500ミリ

(左から)百年梅酒720ミリ、百年零-ZERO-500ミリ

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 水戸の酒造会社「明利酒類」(水戸市元吉田町)が10月14日、同社初となるノンアルコール飲料「百年零-ZERO-」の販売を始めた。

百年零-ZERO- 500ミリ

 江戸末期に水戸市で創業した同社。現在、清酒、焼酎、リキュール類、発酵調味料などのほか、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、新規事業として高濃度アルコール商品「メイリの65%」やウイルス・細菌除去を目的とした「MM-65」などを製造販売している。

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 「百年零-ZERO-」は、世界最大の梅酒イベント「天満天神梅酒大会」で日本一を獲得した梅酒「百年梅酒」に限りなく味を近づけたというノンアルコール飲料。同社がノンアルコール飲料を開発するのは初めて。「百年梅酒」の重厚感ある甘味・酸味をノンアルコールで再現するため、開発に2年をかけたという。
 同社の草野洸さんは「ここ数年、レストランやバーで、お酒を飲むことが前提ではなく、自分の自由な意思で、ノンアルコールも含めた中から飲み物を決める人が増えてきた。車を運転する人や妊娠中の方などさまざまな理由でノンアルコールを手にする方がいる」と見解を示す。「アルコールを飲む人たちと同様に特別な瞬間を過ごしていただききたい」「手間暇をかけた本格的な飲み物を届けたい」という思いから開発を進めたという。

 「百年梅酒」は、梅の酸味と蜂蜜の甘味、ブランデーのコクの3つの味のバランスが特徴の梅酒。「百年零-ZERO-」は、百年梅酒の味に近付けるために、原材料の選定とその組み合わせと比率の調整を行い、50回以上の試作を繰り返したという。

 草野さんは、2年の期間を経て「『百年梅酒の名を冠してもいい』と、社員全員が納得できる味が仕上がった」と言い切る。「開発の過程で、アルコールを飲んだ時の高揚感や重厚感を出すために苦味にも注目したことで、甘みと酸味と苦味の黄金比を究め抜き、梅ジュースとは一線を画す仕上がりになっている。夜のバーやレストランでも楽しめる、『本格梅酒のノンアルコール飲料・百年零-ZERO-』を楽しんでいただけたら」と話す。

 内容量は500ミリ。1本800円(税別)で、オンラインショップやスーパーマーケット、各酒店などで販売を予定する。