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水戸の雑貨店でひとり親家庭支援企画 支え合いの一助に

配布するアプラウド米を手にする小路さん

配布するアプラウド米を手にする小路さん

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 水戸の雑貨店「Aplaudo(アプラウド)」(水戸市南町)が10月22日、ひとり親家庭向けの支援企画「Sasae Ai(ささえあい)」を始めた。

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 店主の小路(こうじ)裕子さんによると、児童虐待や困窮するひとり親家庭のニュースを見聞きする中で、自分にできることはないかと考えていたという。経営する雑貨店で、コメの販売も行っている小路さん。「いつも店で売っているお米を、ひとり親家庭さんにプレゼントすれば、ガッツリもりもり食べていただけるのではないかと思った」と話す。契約のコメ農家の協力を得て、筑西産の「アプラウド米」3キロの無料配布を決めた。

 対象は茨城県内のひとり親家庭。配布は、1家庭3キロ入り1袋。事前に電話連絡の上、来店が必要。初回は10月22~30の期間で行い、10家庭以上に進呈した。今後は、1~2カ月の間隔での開催を予定する。

 小路さんは「もし、無料ではしのびないなどという方には、ご縁(5円)~100円をお預かりし、次回の仕入れ代一部に充てさせていただく。今、必要としている方に、届けられたらうれしい」と話す。「必要としている方にこの取り組みが届き、支え合いの輪が広がっていったら」とも。同店では、支援のための寄付も受け付ける。

 次回の開催は、フェイスブックや公式ブログで発表する。営業時間は11~19時。申し込みや寄付の問い合わせは、「Aplaudo(アプラウド)」(水戸市南町3、TEL 029-233-1625)まで。

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