古民家の利活用を促進する「いばらき古民家活用フォーラム～古民家を活かし、古民家を楽しむ～」が12月12日、オンラインで開かれる。主催は茨城県地域振興課。

　古民家を地域の資源などと連携させながら広域展開を図ることで、茨城県のイメージアップ・ブランド力の向上を図ろうと「古民家を活用した茨城ブランド力向上事業」を進めている茨城県。

　フォーラムは2部で構成される。第1部は、富山県で「職人に弟子入りできる古民家宿（BED AND CRAFT）」をプロデュースする山川智嗣さんによる「古民家を活用したまちづくり～これからの古民家～」、筑波大学准教授で茨城県の古民家活用合同研究会座長を務める山本幸子さんによる「いばらきの古民家の魅力と活かし方」、筑波銀行常務執行役員の渡辺一洋さんによる「古民家活用にあたっての事業計画と資金計画」の講演を行う。

　第2部はオンライン交流会形式。2つのテーマで「交流会」を展開する。「事業のための古民家活用～古民家を資源として事業に活かす～」では、結城商工会議所経営指導課課長補佐でコワーキングスペース「yuinowa」（結城市）を主宰する野口純一さん、「Co－Lab」社長の堀田誉さん、「GoUp」社長で古民家「旧小林邸ひととき」（つくば市）を運営する野堀真哉さん、「tsumugi」の比企智浩さんが登壇。

　「住まいとしての古民家活用～古民家暮らしや改修再生について～」では、県内外の古民家改修などを手掛ける建築の専門家である「茨城県古民家再生協会」代表理事の山中美登樹さん、「吉田建築計画事務所」（石岡市）社長の吉田良一さんにリノベーションについても質問ができる。

　開催時間は13時～16時。定員は、第1部＝500人、第2部＝各部屋定員30人。参加無料。第1部のみ、第2部のみでの参加もでき、当日参加が難しい場合は、第1部のみ録画配信も可能。申し込みは茨城県の専用フォームで受け付ける。受け付けは12月10日まで。