サイクルラック製作イベント「ちょっと変わったサイクルラックをDIYしよう」が12月4日、大洗海の大学(大洗町大貫町)で開かれる。
主催は大洗町観光情報交流センター「うみまちテラス」。シェア工房BONCHI(石岡市)が協力する。自然を生かしたサイクルツーリズムを推進しようと取り組みを始めている大洗町。当日は、鹿島臨海鉄道で「サイクルトレイン」の実証実験も実施する。大洗駅に隣接し、拠点となる「うみまちテラス」にサイクルラックを設置し、認知拡大を目指す。
DIYするサイクルラックのコンセプトは、「海の街らしさ」。当日は、大洗海岸に流れ着いた流木をイメージし、木材の選定から皮むき、防腐塗料の塗布、脚の取り付けまでを行う。完成後は、自転車を掛けての写真撮影もできる。
参加資格は、自転車が好きな人。参加証として、ウエアやヘルメットなどの小物、愛車、写真など「自転車が好き」だと証明できるものが必要となる。
大洗観光おもてなし推進協議会観光コンシェルジュの平間一輝さんは「海が見渡せる景色の中での製作ができる。うみまちテラスの新たなシンボルとなるサイクルラックになれば。サイクルラックだけでなく、うみまちテラスを通して、この町を『一緒につくっていく』ことができたら」と期待を寄せる。
「うみまちテラスが、大洗の新たな情報発信地や出会いの場、サイクリストにとっての憩いの場となり、この町にはこんなに魅力があるんだと知ってもらうきっかけになればうれしい」とも。
DIYイベントは事前予約制。参加は専用フォームと「うみまちテラス」公式ツイッターで受け付ける。