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コロナ禍のクリスマス会、カカシとキャンドル作り体験 茨城町地域おこし協力隊が企画

作成したカカシを前にする地域おこし協力隊メンバーと参加者

作成したカカシを前にする地域おこし協力隊メンバーと参加者

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 茨城町地域おこし協力隊が12月26日、交流拠点「koco・de(ココデ)」(茨城町小鶴)で1日遅れのクリスマス会を開いた。

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 「koco・de」は、子どもからお年寄りまで「自由」に利用できるコミュニティースペースとして同協力隊が運営。2016 (平成28)年に同町の小鶴商店街にある空き店舗を活用し、「ここでしかできないこと」「ここでならできること」をテーマに、学習支援やイベントなどを行っている。

 例年、地域に呼び掛け開催するクリスマス会。今年は、新型コロナウイルス感染防止を受け、一般への告知は行わず、施設利用者のみの参加とした。

 当日は、地域の幼稚園児~中学生まで8人がカカシ作りとキャンドル作りを体験。カカシ作りには、元・小鶴区区長も協力。参加者はハサミやビニールひも、川原で集めた竹などを使い、一人一体のカカシとキャンドルを作成した。カカシは、同施設の畑に設置した。

 完成したキャンドルは、屋外で点灯。子どもたちからは「きれい」「すごい」と喜びの声が上がった。週に2~3回の頻度で、同施設を利用するという小学2年と幼稚園児の姉妹は「カカシ作りもキャンドル作りも楽しかった。きれいだった」と笑顔を見せる。

 2020年5月に、茨城町地域おこし協力隊として着任し、今企画を担当した尾﨑知弥さんは「今年は各種イベントの中止などが多かったので楽しんでいただけたのでは。自分自身も地域の中で育ててもらってきたので、この茨城町でそんな場所を作ることができれば」と話す。

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