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ひたちなかに洋菓子店「メゾンドレンヌ」 世界大会出場パティシエが腕振るう

オーナーシェフの笠原寿人(ひさと)さん

オーナーシェフの笠原寿人(ひさと)さん

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 洋菓子店「Maison de rennes(メゾン ド レンヌ)」(ひたちなか市はしかべ、TEL 029-219-6603)が2月1日、オープンした。

テリーヌショコラ

 オーナーシェフの笠原寿人(ひさと)さんは東京都出身。高校時代、笠原さんが作ったチーズケーキに喜ぶ友人の姿をきっかけに製菓の道を意識するようになったという。近隣の洋菓子店でアルバイトを始め、製菓専門学校への入学準備を進めていたが、高3に母が急逝。葬儀費用などに充てるため入学を辞退し、派遣会社で働き始めた。

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 派遣社員して働くこと数年、パティシエの夢を諦めきれずにいたある日、雑誌を見ていると「パティスリーKOSAI(水戸市)」で製菓学校卒業資格がなくても、実務の中で経験を積めることを知りすぐに連絡。KOSAIで働くことが決まったという。

 KOSAIで修業後、日本橋5つ星ホテルや「パティシエ ヒロ・ヤマモト」(江戸川区篠崎)で技術を習得し、2012(平成24)年4月に再びパティスリーKOSAIに戻った。以来、製造主任、製造部長スーシェフを務め、並行して各種コンテストにも出場し研さんを重ねてきた。

 笠原さんは、KOSAI在籍中に世界から14カ国が出場した「第8回コッパ・デルモンド・デラ・ジェラテリア」(イタリア)で、日本代表メンバーに選出され、グラスジェラート部門で2位、ヌガーピエヌ部門で5位入賞。日本チームとしては、総合5位入賞を果たした。「トップオブパティシエ」ショコラ部門準優勝、「ワールドチョコレートマスターズ」国内予選準優勝などの受賞歴を持つ。

 昨年から「KOSAI」の小齊俊史社長に独立について相談し、茨城県外でも物件を探していたが、「人生の3分の1以上を過ごし、大好きになった茨城で店を構えたい」と同所でのオープンを決めた。

 店名は、笠原さんが憧れるフランス西部・ブルターニュ地域にある中心都市「レンヌ」と覚えやすさから決めた。店舗のコンセプトは、特別感の味わえるおしゃれな空間。フランス語のラジオを流す演出を施すほか、内装も笠原さん自身がデザインを手掛けるなど、細部までこだわる。

 お薦めは、新鮮な卵とフランス産チョコレートをじっくり湯煎焼きし、なめらかで生チョコのような食感に仕上げた「テリーヌショコラ」(ノワール=1,580円、レザン=1,680円)、ジャパンケーキショーで銀賞受賞の「ルーブ」、「マカロンミニョン」(単品=190円、3個入り=770円、5個入り=1,150円)、ルビーチョコレートを使ったムースにベリージュレとフランボワーズチェリーのクリームを入れた「シェリー」(520円)、ビスケット生地とチーズケーキ部分を別焼きし食感が楽しめる「キュイソンフロマージュ」(400円)など。常時、生菓子10種、焼き菓子15種、半生菓子2種を用意する。

 笠原さんは「既にリピートしてくださる方もいて感謝でいっぱい。チョコレートやケーキを楽しんでいただくことはもちろん、まるで海外に行ったような気分になれるこの空間を五感で楽しんでいただけたら」と笑顔を見せる。

 営業時間は10時~18時30分。火曜定休。