大洗観光協会が3月1日、新型コロナ感染対策に協力する来町客に向け「春の大洗・ありがとうの梅キャンペーン」を始めた。
同キャンペーンは、例年、水戸の梅まつり期間に多くの観光客が大洗に宿泊することから企画したもの。
これまで、同協会では梅まつり会場で水戸市・笠間市との協議会で出店していたが、今年は新型コロナの影響で出店が取りやめとなった。同協会独自企画として開催を決めた。感染症対策に協力してくれて「ありがとう」、来てくれて「ありがとう」との思いを込める。
キャンペーンでは、同協会に加盟する宿泊施設と飲食店など約30店が参加。マスクの着用や手指消毒の上、キャンペーンポスターにあるQRを読み込み、アンケートに回答すると、各店に梅ジュースや梅キャンデーなどの梅にちなんだ商品のサービスが受けられる。
同協会の鬼澤保之事務局長によると、新型コロナの影響で大洗町への観光客は一時的に激減したものの、徐々に戻ってきつつある状況だという。「町内の各事業者も頑張っているので、状況が好転してきたらまた大洗に来て楽しんでいただけたら」と笑顔を見せる。
同協会の小沼豊係長は「みんなで協力して対策を講じていきましょうというお願いもしつつ、このキャンペーンを通して安心感も感じていただけたら」と話す。
今月21日まで。