茨城県が現在、増便実証運行を行う水戸~石岡~つくば間を結ぶ高速バス「TMライナー」をPRしようと、一般路線でのラッピングバス運行を行っている。
運行会社は関東鉄道。ラッピングバスは、5台。運行区間は水戸市、つくば市、石岡市周辺の一般バス路線で、来年3月までの運行を予定する。
同路線では、4月1日にはダイヤ改正を行い、土曜・日曜・祝日の最終便運行時刻を10~15分繰り下げた。水戸駅やつくばセンターでの列車乗り継ぎの利便性向上を図る。
「TMライナー」の便数は現在、平日=20便、土曜・日曜・祝日=8便。水戸駅~つくばセンター区間は約80分で、運賃は、大人片道=1,050円、IC 割引=1,020円。石岡~つくば間は大人片道=730円、IC 割引=710円。石岡~水戸間は大人片道=630 円、IC 割引=610円。
新型コロナ感染症対策として、車内の定期的な消毒や常時換気、乗務員のマスク着用、消毒液設置を行い、コロナ禍での運行にあたり利用者にTMライナーの安心・安全・快適性をPRする。
車内では、無料Wi-Fiやスマホ充電、トイレを備えるほか、台数限定で、自転車輪行バッグ積込にも対応する。乗客にはバス運行の現在状況がスマホで確認できる「バスロケーションシステム」も提供し、TMライナー乗車証明書提示で、水戸市内やつくば市内の観光施設や飲食店の特典が受けられる制度も用意する。