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大洗水族館で「AQUAWORLD エコウィーク with アダストリア」 海の環境保全学ぶ

新しい資源にリサイクルする取り組み「Play Cycle!」(イメージ)

新しい資源にリサイクルする取り組み「Play Cycle!」(イメージ)

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 アクアワールド茨城県大洗水族館とカジュアルファッション専門店チェーン「ADASTRIA(アダストリア)」のコラボ企画「AQUAWORLD エコウィーク with アダストリア」が4月29日~5月9日、大洗水族館で行われる。

海にやさしい洗濯ネット

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 「海の環境保全」をテーマに「遊び」と「学び」を融合した同イベント。環境負荷を低減するために日々の生活の中で取り組める環境にやさしい活動や、海洋環境保全、プラスチックをはじめとしたごみ削減の大切さを楽しみながら学ぶ内容になっている。

 アダストリアは、ファッションを通じて環境保全を含む社会課題の解決に取り組む茨城県創業のアパレル会社。「グローバルワーク」「ニコアンド」「ローリーズファーム」など、グループで30を超えるブランドを国内外で約1400店舗を展開する。これまでに、洋服を作る際に必ず出る余った生地(残反)を利用したエコバッグを製作するほか、水戸芸術館でグッズ作りワークショップを開くなどしている。

 期間中、海の環境保全をテーマにしたクイズラリーをはじめ、SDGsのゴール14「海の豊かさを守ろう」をテーマに海の生き物とマイクロプラスチックに関する水槽を展示。水槽では、ルリスズメダイ、シリキルリスズメダイ、トゲチョウチョウウオの展示のほか、アクアワールド・大洗とSDGsの関わり、茨城県のSDGsへの取り組みも紹介する。

 マイクロプラスチックは、5ミリ以下の微細なプラスチックごみ。ペットボトルやレジ袋などのプラスチック製品が、長い年月をかけて太陽光による熱や紫外線、海の波の力などの影響により小片化されてできる。表面に有害な物質が付着しやすい性質があり、食物連鎖の過程で、マイクロプラスチックを魚が食べ、その魚を人間が食べることにより人体に影響を及ぼすことが懸念されている。

 同館3階の「シャークズダディズルーム」では、アダストリアが手掛ける不要な衣料品を回収し、 新しい資源にリサイクルする取り組み「Play Cycle!」の回収BOXを期間限定で設置するほか、5月1日と8日の2夜限定で「AQUAWORLD エコウィーク with アダストリア『シャークナイト』」も開く。

 開館時間は9時~17時。入館料は、大人=2,000円、小中学生=900円、幼児=300円。

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