「第27回ひたちなか祭り」が8月21日、オンラインとオフラインの活用で開催される。
同祭りは、ひたちなか市の夏の風物詩の一つ。例年、花火大会と本祭りの2日間で約10万人が来場するが、昨年は、新型コロナの影響で開催中止となっていた。
今年は8月21日に、動画配信サイトユーチューブ・ひたちなか祭り公式YouTubeチャンネルで4~5時間のライブ配信を行う。テーマは「New!~笑顔で彩る希望のヒカリ~」。配信では、地元企業や団体などが本祭りで駅前通りを練り歩くダンスパレードを事前収録。動画での配信のほか、子ども向けの参加型謎解き企画なども交えたバラエティ番組形式での配信を予定する。
ひたちなか祭り実行委員会実行委員長の川崎祐介さんは「これまでのひたちなか祭りの魅力をしっかりと伝えながらも、小さいお子さまからお年寄りまでコロナ禍でも楽しんで参加してもらえるような新しい祭りを作っていきたい」と意気込む。 「オンラインと聞くと、過去の映像を流すイメージを持たれがちだが、オフラインだからこそできる形で多くの方を巻き込んでいきたい。地域の人が夏の思い出をつくる機会になれば」とも。
現在、市内3つの花火大会が連携し、市内複数カ所での同時打ち上げの検討も進めているという。配信の企画内容などは公式ホームページやSNSで告知する。