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大洗水族館でイワシのパフォーマンス「IWASHI LIFE」 群れ動くイワシの躍動感表現

群れ動くイワシ

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 アクアワールド茨城県大洗水族館(東茨城郡大洗町磯浜町)で6月19日、約1万5000匹のイワシが群れ動くパフォーマンス「IWASHI LIFE(イワシ ライフ)」が始まった。

群れ動くイワシ

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 来年3月21日に開館から20周年を迎えるアクアワールド茨城県大洗水族館。20周年記念事業の第1弾として企画された。開館20周年を迎えるに当たり、「茨城の海との出会い」という水槽の展示コンセプトに立ち返り、茨城県が全国一の漁獲量を誇るイワシにスポットを当てた。

 「IWASHI LIFE(イワシ ライフ)」は、自然界の過酷な環境を生き抜くイワシの力強い姿から生命の尊さを感じてもらいたいというコンセプトから命名した。群れ動くイワシの躍動感を最大現に表現するために、照明やBGMの演出を施す。同施設内2階にある、水量1300トンの「出会いの海の大水槽」で10時、12時、14時の各時間帯にパフォーマンスを開く。パフォーマンスは、導入水路の水槽側面や3階の別フロアからも眺めることができ、異なる視界からパフォーマンスを楽しむことができる。

 魚類展示課長の柴垣和弘さんは「普段は優雅に泳いでいるイワシたちは大きな魚たちが来ると逃げてしまう。しかし、餌を与えるとほかの魚にもひるまずに、餌を群れで食べに行く姿を見ることができる。その姿をお客さんにも見てほしい」と話す。「当館はサメの飼育種類数が日本一ということもあり、サメのイメージがついている。生態系の頂点であるサメが好きな人も多いが、それを下支えする魚たちが存在し、絶妙なバランスで自然界は成り立っていることを知ってほしい」と魅力を語る。

 「イワシは一般的な魚で知らない人はいないと思う。生態系の中では立場の弱いイワシたちも、ただ食べられるだけの存在ではない。他の魚たちと対等に生きているイワシたちの力強さを感じ取ってほしい」とも。

 開催時間は、10時~、12時~、14時~。変更のある場合は、水族館ホームページで告知する。開館時間は9時~17時。入館料は、大人=2,000円、小中学生=900円、幼児=300円。

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