笠間青年会議所が7月25日、アーティストでドラァグクイーンのヴィヴィアン佐藤さんをゲスト招くたイベント「まちづくりはひとづくり」を「笠間ショッピングセンターポレポレシティ」(笠間市赤坂)で開く。
過去のヴィヴィアン佐藤さんによるヘッド・ドレスワークショップ
ヴィヴィアン佐藤さんは気鋭の芸術家。男性がきらびやかな女性の装いをしてパフォーマンスをするドラァグクイーンでもある。作家、映画評論家、非建築家、まちづくりアドバイザーとして、トークイベント、ワークショップ、文筆活動などを手掛け、ジャンルを横断した独自の見解を披露している。
笠間青年会議所地域経済推進委員会の富田將人さんは「ウィズコロナ時代の『多様性』や『まちづくり』について楽しく学ぶ場として企画した」と話す。
第1部は、「あなたらしさを見つける!」をテーマにヘッド・ドレス制作ワークショップを行う。ワークショップでは、自分自身が見過ごしている「自分らしさ」という宝物を発掘する作業とするという。を行うんは「思い入れのある小物やおもちゃなどは持参いただけたら」と呼び掛ける。定員は先着30人。参加費は500円。開=時間は13時~15時。
第2部は、ヴィヴィアンさんによる講演「ちがいをちからに」を行うほか、笠間市出身でインソールの企画制作販売を手掛ける「IRERUDAKE」社長の大木卓也さん、同会議所の関典孝理事長、笠間市の割烹旅館「城山」料理女将・新名寛子若おかみのクロストークも行う。定員は先着60人。参加費無料。開催時は15時20分~17時。
ヴィヴィアンさんとは知人の紹介で出会ったという富田さん。「コロナ禍になり、さまざまな面で差別や批判などを目にするようになった。生活スタイルが変わりつつある中で、今後、生き方もより多様になっていくし、多様性が尊重されていくのではないかと思っている」と話し、「ヴィヴィアンさんの視点から全ての人に寛容なまちづくりの考え方を語ってもらい、参加者が大切なことに気付くきっかけとなれば」とも。
対象は小学生以上(15歳未満は保護者同伴が必要)。申し込みはフェイスブックページなどで記載するURLとポスター印字のQRコード専用フォームから受け付ける。