茨城を拠点に活動するメンズアイドルグループ「I-con.（アイコン）」が8月21日、ご当地ソング「いばらきおいしいパラダイス」のミュージックビデオ（MV）を公開した。

MV撮影の様子

　「I-con.」は、青色担当でタレントのししゃもさん、黄色担当で県内の企業で営業として勤務するYU-MAさん、緑色担当でメンバー最年長の40歳、お笑いコンビ「すいたんすいこう」でクロちゃんとしても活動するPOPOさん、紫色担当でギターが得意というHARUTOさん、ピンク色担当で台湾出身のMAHOさんによる5人組のメンズアイドル。今年11月13日の茨城県民の日に正式デビューを目指す。

　「いばらきおいしいパラダイス」は、水戸ご当地アイドル（仮）の楽曲。カバー曲として、MVを撮影した。

　MVの撮影では、「スタッフと力を合わせ、どのように表現するか、どう見せるのか話し合いながら撮影した」とHARUTOさん。「初々しいが、みんな全力なのが伝わるMVになった」と魅力を語る。MVでは、撮影日に誕生日の近かったししゃもさんとMAHOさんをサプライズで祝う様子も収録した。

　ししゃもさんは「メンバーとの会話や食事のシーンは特に楽しく、カメラを変に意識することなく素を出すことができた。全員で練習できないことも多い中で、長時間メンバー全員で同じ時間を共有できたことがうれしかった。誕生日としても一生忘れられないものになった」と振り返る。

　POPOさんは「40歳が若者にまじってキャピキャピしてるのが大変だった。今日は芸人じゃない！と自分に言い聞かせ、ボケないように我慢した」と笑い、「メンバーの足を引っ張らないよう、茨城を明るく盛り上げれるように、ダンス、歌とスキルアップしていきたい」と話す。

　MAHOさんは「今の世の中は厳しいし、コロナの影響でつらいと思う。僕たちの活動が明日に踏み込める勇気となれば」と思いを口にする。

　YU-MAさんは「仕事とアイドルの両立をする上で、周りのメンバーに遅れを取らないようにしていく。Iｰcon.を見ることで、元気や勇気を与えられる存在になるために頑張っていく」と意気込む。「アイドル活動では元気・勇気を与え、仕事である営業ではファン・お客さまのどんなことでもお悩み事を解決できる、はやりの言葉で言うなら『二刀流』になりたい」とも。

　MVは「I-con.」のユーチューブチャンネルで公開している。