茨城県とJR東日本水戸支社が連携し、県全域でさまざまな観光企画を展開する「いばらき秋季観光キャンペーン」が10月1日、始まった。
キャンペーンのテーマは、「アウトドア」「食」「新しい旅のスタイル」。県内各地で地域資源を生かした観光企画を展開するほか、10月16日と11月27日には輪行袋なしでそのまま乗車できるサイクルトレインの運転や旅行商品の販売も行う。
10月2日にはキャンペーンのオープニングセレモニーを開き、大井川和彦茨城県知事、小川一路JR東日本水戸支社長、小森修JR水戸駅長のほか、ゲストに自転車系インフルエンサーで「いばらきサイクリングナビゲーター」のMoeさんが登壇。大井川知事は「いわゆる観光地での観光と違った茨城県ならではの味わいをキャンペーンの中で発掘し、2023年に予定するデスティネーションキャンペーンで全国の皆さんにその成果をぶつけていきたい」とあいさつ。「皆さんと一緒に成功させ、盛り上げ、コロナ後の生活を取り戻していきたい」とも。
同日には、開幕イベントとして水戸商工会議所が企画・運営するオープニングライドを開催。Moeさんをゲストに迎え、県内を中心としたサイクリスト約50人も参加した。参加者は、水戸駅南口さくら東公園から「大洗・ひたち海浜シーサイドルート」を中心とする約60キロのコースと沿道自治体のご当地グルメを楽しんだ。
12月5日まで。