謎解きイベント「なぞときトレジャーハンティング ~水戸の秘宝~」が10月24日、水戸の中心市街地で開かれた。主催は水戸青年会議所。
同イベントは水戸の中心市街地に点在する地域資源を再認識してもらい、市民の郷土愛を深める機会を創出しようと企画。新型コロナウイルス感染症の影響を受け各種イベントの開催が中止されている中で、感染症対策を講じた上で宝探しをしてもらう参加型の事業としたという。
参加したのは、水戸市と近郊地域の小学生とその保護者ら。対象エリアは、水戸城大手門や弘道館公園、水戸東照宮、水戸芸術館、水戸のまちなかにある銅像などの歴史文化に関わるスポットで、エリアごとに種類が異なる宝を隠した。新型コロナウイルス感染症対策では、同じ宝を4個置くことで密を回避した。ルートの固定はなく、参加者は自由にエリア内を巡っていた。
同会議所の理事長・深作陽右さんは「親子をメインに来てもらい、思い出作りをしながら水戸の歴史や文化を多くの人に知ってもらいたいと企画した」と話す。
イベントに参加した水戸市在住の30代男性は「娘が小学校から持ち帰ったチラシでイベントを知った。ちょうちんの配布もあり、娘が満足そうでよかった」と笑顔を見せていた。