食べる

水戸市内の飲食店15店、ワクチン接種証明提示で地酒を割引提供

店舗前に設置するのぼり

店舗前に設置するのぼり

  • 4

  •  

 「水戸の地酒で乾杯推進協議会」が11月12日~12月12日、地酒の消費推進とウィズコロナにおける安心な飲食利用を推進しようと「ワクチン接種で安心乾杯~水戸の地酒で乾杯キャンペーン」を始める。

[広告]

 同協議会は、2014(平成26)年に設立。県内外に向けて茨城の日本酒の魅力をPRする機会として各種イベント等で乾杯促進をおこなってきた。

 長引く新型コロナウイルスの感染拡大により一昨年来、日本酒をはじめとする地酒の消費は低迷。同協議会事務局の古山哲央さんによると、水戸市内の酒蔵からは日本酒をはじめとした酒の在庫が多く残っており、新酒の仕込みにも影響がでてきている、とこれからの酒造りにも不安の色があるという。

 同協議会では水戸市内の飲食店15店と協力。キャンペーンは水戸の地酒の消費推進、新型コロナウイルスワクチンの普及啓発を図る目的で展開する。対象となる水戸の地酒は「吉久保酒造(一品・サバデシュ等)」「明利酒類(副将軍・百年梅酒等)「ドメーヌ水戸」の3社が製造する「一品」や「副将軍」のほか、「百年梅酒」や水戸産ワインなどの酒類。

 期間中、自治体が発行する「新型コロナウイルス感染症予防接種証明書(ワクチンパスポート)」や、ワクチン接種時に自治体などが発行する「予防接種済証」「接種記録書」などの原本、コピー、撮影した画像などを注文時に提示すると、3社で酒類の割引提供や、飲み比べセットの特別価格提供を行う。

 参加店は「山口楼」、「とう粋庵」など市内15店。各店に掲示したのぼり旗とポスターが目印となっている。

 古山さんは「キャンペーンにより地酒消費に明るい兆しが見えることを期待するとともに、これから迎える忘年会、新年会シーズンに向け、安心・安全な環境による飲食利用を広めたい」と話す。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース