茨城県立歴史館(水戸市緑町)のミュージアムショップ兼カフェ「ヒストリア」が、リニューアルオープンして3カ月がたった。
同館のミュージアムショップ兼カフェは昨年9月28日にリニューアルオープン。これまで、受付近くにあったミュージアムショップを同館講堂横に移動し、通念での飲食スペースも初めて設けた。
店名の「ヒストリア」は、ラテン語で歴史書の意味。木のぬくもりが感じられるように、床やテーブルには木目のデザインを採用した。「春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は澄んだ空気感やガラス張りの窓から反射する水面のゆらぎと、「季節のうつろいを感じることができる」と同館管理課の袖山保さん。
カフェの席数は33席。メニューには、サザコーヒーの徳川将軍珈琲(ホット、アイス=450円)をはじめとしたドリンク類、水戸市内の洋菓子店「フレッシュグリーン」が毎朝手作りするケーキや菓子を用意。フードメニューは日替わりで、ランチセットやケーキも提供する。
袖山さんは「歴史館の展示を観覧した後に、落ち着いた空間を楽しんでいただけたら」とほほ笑む。
営業時間は9時30分~17時。月曜定休。