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水戸の国道50号沿いに豚骨ラーメン専門店「一蘭」 茨城初出店

天然とんこつラーメン(創業以来)

天然とんこつラーメン(創業以来)

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 豚骨ラーメン専門店「一蘭 水戸店」(水戸市元吉田町)が3月8日、国道50号沿いにオープンする。

個室型味集中カウンター

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 「一蘭」は1960(昭和35)年に福岡・博多で創業。水戸店は茨城初の店舗となる。

 同店では、ラーメンだけに集中して食べられる仕組み「味集中システム」を用意。できるだけ従業員と来店客が直接顔を合わせないようにする。世界初といい、特許も取得している。同社広報の藏立望さんによると、ほかの利用客と向き合わないため飛まつ感染予防にもなることから「元祖ソーシャルディスタンス」として、SNSやメディアなどで話題を集めていたという。

 店内には、同システムにより目の前と隣席が仕切られた「味集中カウンター」20席に加え、全国に先駆けて初導入となる完全に区切られた個室型の味集中カウンター19席を設ける。藏立さんは「周りが気にならないため味覚が研ぎ澄まされラーメンのおいしさをより深く味わってもらえる」と話す。

 ラーメンは「天然とんこつラーメン(創業以来)」のみ。同店での価格は 930円。同社では、40人以上の専属職人が豚骨ラーメンを研究しているという。麺もスープとの相性を第一に考え特別な小麦を独自にブレンドしているといい、蔵立さんは「唐辛子をベースに30数種類の材料を調合して熟成させたれが味に深みを加える」と説明する。サイドメニューは、替玉(210円)、半替玉(150円)、半熟塩ゆでたまご(130円)、煮こみ焼豚皿(490円)など。

 注文は、オーダー用紙に「味の濃さ」「こってり度」「麺の硬さ」などの好み7項目を記入できる。替え玉では、「替玉プレート」をテーブル奥のボタンの上に乗せるとチャルメラ音が鳴り、従業員が注文を受けに来るシステムを導入。無言で注文できることから、従来店では特に女性客に喜ばれているという。

 営業時間は10時~翌6時。新型コロナ感染拡大による営業時間変更や酒類提供中止などに注意が必要。新型コロナウイルス感染防止対策として、定期的な店内のアルコール消毒、従業員の出勤前の検温、手洗い・うがい、マスク着用を徹底するほか、混雑を回避できる受付管理システや「検温用サーマルカメラ」などの導入、空間除菌消臭装置や除菌マットの設置などを行う。

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