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茨城町のパティスリー ブローニュ7周年 「スイーツで幸せな気持ちになって」

「パティスリー ブローニュ」オーナーシェフの山田祐二さん

「パティスリー ブローニュ」オーナーシェフの山田祐二さん

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 茨城町の洋菓子店「パティスリー ブローニュ」(茨城町大戸)が6月6日、創業7周年を迎えた。

色鮮やかなゼリーとババロアを組み合わせた「あじさい宝石箱」

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 ものづくりが好きでお菓子づくりの道へ進んだというオーナーシェフの山田祐二さんは鉾田市(旧旭村)出身。洋菓子業界で約10年間の修業を積み、2015(平成27)年に店を構えた。

 同店では、小麦粉、バター、卵などの原材料にこだわる。山田さんは「常に現状に満足せず、新しい素材を取り寄せ、よりおいしい物を提供するために試行を重ねている」と話す。

 山田さんのお薦め商品は、フルーティーなゴールドレーズンとコクのあるバタークリームが特徴の「レーズンバターサンド」(550円)、シンプルゆえに素材の良さが分かるという「苺(イチゴ)のショートケーキ」(450円)、季節限定商品の「あじさい宝石箱」(400円)、土曜・日曜・祝日のみ販売する「気まぐれクレープ」(800円)、創業以来の定番メニュー「蹄鉄エクレール」(150円)など。

 ショーケースには25種類ほどの商品を並べるほか、さまざまな焼き菓子も取りそろえる。パッケージに工夫を凝らした贈答用商品も用意する。誕生祝いなどのオリジナルケーキ注文にも応じる。

 茨城町の「ひぬまあじさいまつり」の時期に合わせ、「あじさい宝石箱」を毎年期間限定で販売している。今年の販売期間は5月下旬~7月中旬。今年は桃のゼリーからぶどうやマスカットのゼリーに変え、「よりおいしく、華やかにした」と山田さん。

 例年6月に「創業祭」を行っていたが、新型コロナの感染拡大以降、開催を見送っている。営業8年目を迎え、山田さんは「これからも厳選素材を使ってよりおいしい物を提供していきたい。食べていただくお客さまに幸せな気持ちになってもらいたい」と話す。

 茨城町の「サイクルサポートスポット」でもある同店では、サイクルラックを設置する。空気入れや工具の貸し出しにも対応する。

 営業時間は9時~19時。月曜定休(月曜が祝日の場合は翌火曜休)。

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