水戸商工会議所、水戸市、水戸市議会、茨城県納豆商工業協同組合水戸支部、水戸観光コンベンション協会が7月7日、JR水戸駅北口で、納豆310個を通行人らに無料配布した。
水戸を代表する特産品の「納豆」。水戸市は2016(平成28)年を最後に都道府県庁所在地別の一世帯当たりの支出額1位から遠ざかっている。納豆の無料配布は、水戸市の納豆消費促進に関する条例(納豆条例)が6月21日に制定されたことを記念し企画した。
この日は、水戸市内の納豆メーカー4社の「わらつと納豆」を持ち寄り、水戸にかけて「310」個を用意。通りがかった人たちが長い列をつくり、わずか15分ほどで配りきった。
毎日納豆を食べているという地元女子高校生2人組は「条例が制定されたのは知っていた。水戸といえば納豆なので(支出額)日本一になってほしい」「水戸の納豆をより知ってもらえたら」と話す。
水戸商工会議所は7月10日、イオンモール水戸内原(水戸市内原町)で「日本初!納豆の日条例はっこう(発行×発酵)記念イベント」を開催。条例制定と納豆の日をPRし水戸の納豆消費促進を目指す。