水戸の明利酒類(水戸市元吉田町)で8月20日、夏休み企画「酒蔵サウナ in 明利酒類/IBARAKI SAUNA FES. 番外編」が開かれた。
茨城県内を中心にサウナイベントの企画運営を行う「IBARAKI SAUNA FES」とコラボとして開かれた同イベント。2部制で行われたイベントに県内外から約40人が参加した。
参加者は、酒造りの工程の見学後、直売所の敷地に設置されたテントサウナ2張でそれぞれサウナを楽しんだ。テントサウナは男女関係なく同じ空間で楽しむことができる。内部には、まきストーブを備え、体感温度は100度近くになるという。サウナ後は地下から引いている酒造りに使う仕込み水が流れる水風呂に浸かり、外気浴をしながら身も心も整えた。
サウナでは、ジンの原料であるジュニパーベリーアロマを使ったボタニカルロウリュウも行われ、酒好きという参加者の一人は「酒蔵ならではのコラボ」と笑顔に。サウナ後には同社の日本酒や梅酒の飲み比べなどを楽しむ様子も見られた。イベント後は市内の宿泊施設に宿泊する参加者もおり、同社総務部長の加藤雅大さんは「観光促進としても一つの可能性があるのでは」と手応えを口にする。同社では、今後も要望によってサウナイベント企画も検討していくという。